投稿 | 11月 2017

17 11月 2017

“『Skyrim VR』、『Fallout 4 VR』などの海外発売日が決定。 “

ベセスダ・ソフトワークスが、同社のVRレーベル“Bethesda VR”の3作品の海外発売日を発表しました。まず『Skyrim VR』(PSVR)が2017年11月17日に、『DOOM VFR』(PSVR/HTC Vive)が同12月1日に、そして『Fallout 4 VR』(HTC Vive)が同12月12日に配信予定となっています。これらは、オープンワールドRPG『ザ エルダースクロールズ V: スカイリム』および『フォールアウト4』、そしてFPS『DOOM』(2016年版)を題材にVRゲーム化したものです。『Skyrim VR』と『Fallout 4 VR』では、オリジナル版の広大なオープンワールド世界がほぼそのまま(もちろんVR用の酔い対策やUIなどの最適化はある)、VRの没入感で体験できます。本誌では今年のE3で両タイトルを体験しているので、気になる人はそちらもチェックしてみてください。そして『DOOM VFR』は、オリジナル版が非常に動きの激しいアクロバティックなFPSであることを考慮して(要はそのままVRにすると恐らくゲロンゲロンに酔う)います。

10 11月 2017

インテル、AIにフォーカスしたVPU「Movidius Myriad X」を発表

Intelは米国時間8月28日、ドローン、仮想現実(VR)ヘッドセット、スマートカメラ、ウェアラブル、ロボットなど、エッジデバイスの処理機能を向上させる次世代VPU「Movidius Myriad X」を発表しました。MovidiusはIntelが2016年9月に買収した子会社で、さまざまなマシンやPC向けの視覚機能を開発している。今回発表されたシステムオンチップ(SoC)製品のMyriad Xは、専用の「Neural Compute Engine」を搭載し、エッジにおけるディープラーニングの推論をサポートします。オンチップのハードウェアブロックであるNeural Compute Engineは、ディープニューラルネットワーク(DNN)を高速かつ低消費電力で動作させることに特化した設計となっています。Intelによると、このDNNアクセラレータは、DNNの推論において1秒間に1兆回以上の演算を実行できるということです。

3 11月 2017

布のようにしなやかなセンサーが、ウェアラブル端末を「柔らかく」する

ハーヴァード大学の研究チームが、導電性の布を使った「柔らかいセンサー」を開発しました。伸縮性のあるウェアラブル端末の実用化が期待されるのですが、そのセンサーの実力と可能性とはなんでしょうか。普通のグレーのTシャツから切り取った、四角い布を想像してください。ナイロンとスパンデックスからできているため、コットン製のTシャツよりも伸縮性があります。しかし、この布が特別な点はほかにもあるのです。布の端を折り返してみると、裏側はメタリックな光沢を帯びています。つまり、電気を通すということです。この布の名前は「Shieldex」といって、繊維工学者のアスリ・アタライとハーヴァード大学の彼女のチームは、柔らかくて伸縮性のある動作測定用センサーを開発するために、まさにこのような導電性の布を必要としていたのです。金属の光沢は、しなやかな繊維をコーティングする銀に由来するもので、これによってShieldexは伸縮性を保ちながら、電気を通すのです。ウェアラブルデヴァイスが柔らかくなれば、人間への危険を減らしつつ、びんのふたを開けるといった補助を提供できるようになります。