投稿 | 1月 2018

20 1月 2018

ロボットの暮らしは当たり前になるのでしょうか?

NTTドコモグループのブースでは、コミュニケーションロボット「Sota(ソータ)」と、トヨタ自動車が開発している生活支援ロボット「HSR」が連携するデモを行っていました。Sotaはシャープの「RoBoHoN(ロボホン)」と同様にロボットクリエイターの髙橋智隆さんがデザインを担当しているだけあって、愛らしい顔つきと親しみのある配色がどことなくロボホンと似ています。Sotaにお願いすると、HSRが棚に置いてあるペットボトルを器用につかんで、決められた場所まで運んでくれました。まだまだ動作はおっとりしているものの、動きはとてもスムーズ。今後進化して普及していけば、介護や医療、子育てなど幅広い活用が期待できます。パナソニックのブースでは、幼児向けソーシャルロボット「Cocotto(ココット)」が大きなスペースを取ってデモを行っていました。ボウリングの玉のようなまん丸としたフォルムに、さまざまな表情が出てくるところが楽しいです。 「動く・話す・繋がる」で感受性が育まれるとのこと。実際には体験できなかったのですが、ユーザーに寄り添うように転がってくることもできるのだそうです。

14 1月 2018

火星を探査機気分で探検できる「Access Mars」 グーグルが公開

2012年8月に探査車「キュリオシティ」が火星に降り立ってからはや5年。同探査車は火星を移動しながら、さまざまな風景を撮影してきました。そしてグーグルはそのデータを利用し、火星地表を探査車のように移動できるコンテンツ「Access Mars」を公開しています。Access Marsは、NASAのジェット推進研究所が作成した3Dイメージを利用しています。閲覧できる地形はキュリオシティの着陸地点だけでなく、パーランプ丘やマレー・ビュートなどの他のミッション地点も可能。さらに、今後も地図データはアップデートされるそうです。今回の地図は「WebVR」という技術を利用して製作されました。コンテンツはブラウザからだけでなく、VRヘッドセットやスマートフォンでも閲覧することができます。なお、キュリオシティは火星に生命が存在している、あるいはしていた証拠を探しています。いつか、その証拠がAccess Marsにも登場することを期待して待ちたいですね。

11 1月 2018

灯台内部をVR体験=全国初、360度ネットで公開―海保

第3管区海上保安本部(横浜市)は1日から、灯台の内部などを撮影した360度のパノラマ写真をネットで公開する「灯台ONEタップビュー」を始めました。普段は入れない灯台内部をスマートフォンなどから見学できる全国初の試みで、市販の専用ゴーグルを使えば仮想現実(VR)モードも体験できるのです。11月1日の灯台記念日に合わせて公開を開始しました。画面に表示される矢印をタップして移動することで、灯台内の散策を仮想体験できる。灯台内の装置や、レンズの大きさ、明るさなどの解説を読むことも可能です。管区内の千葉、神奈川、静岡の3県にある、船の位置を把握するための沿岸灯台を中心に6カ所を掲載しました。近く茨城県などの5灯台も追加するほか、灯台記念日が制定されて150年となる2018年に向け、順次増やしていくということです。全地球測位システム(GPS)の発達で灯台の役割は薄れつつあるが、観光資源としての人気は根強く、3管本部の向井大幸企画課長は「まだまだ重要な施設なので、役割や仕組みを知ってもらいたい」と話していました。