16 8月 2016

auはどうして直営店を運営するのか

auの直営構想は東京・原宿に開設したKDDI DESIGNING STUDIO(2014年11月16日に閉店)と、愛知県名古屋市にあるau NAGOYAが始まりです。当初はブランド力を高め、情報発信の拠点として展開されていたが、直接、ユーザーとの接点を持つことの重要性が高まり、その役割が変わってきたということです。2014年のau SHINJUKU開設以降は、ユーザーの興味が「モノ」から「コト」へ変化してきたことを受け、それまでの情報発信拠点からライフスタイルを提案する方向に転換し、auをもっと身近に感じられる店舗を目指しているそうです。こうした方針変更を具現化したのが今年4月に福岡・博多にオープンしたau HAKATAです。ここでは、通信以外に領域を拡大し、通信関連とau WALLET Market取扱品などを含む通信以外の商品で、店舗を分割するようにレイアウトされています。店舗面積も約50坪と他の直営店よりもコンパクトで、初の中規模店舗となっているのです。6月23日に札幌にオープンしたau SAPPOROも中規模店だが、au HAKATAと違い、通信、物販、IoT商材などが混在するレイアウトを採用し、店内も木材を利用した什器などで構成することで、これまでのauショップや直営店とは少し異なった趣のデザインを目指したということです。 

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